帰国後に・・・
夏のアイスランド旅行、最高に楽しかったです。
妻と3歳の子どもと行ってきました。
しかし帰国後に、一通のメールがきました。
件名:Speeding fine, case no. 313-2024-009382
なんだこれ。
開いてみると・・・
スピード違反!!!
そうです、アイスランドでレンタカー借りたときに、スピード違反となってしまったらしいです。
しかし現地ではつかまらず、カメラで自動的に判定されていたようです。
海外に送金するときの参考になれば幸いです。
詐欺では??
まず、これを思いました。
英語でくるメールはだいたい詐欺だと思うので、私は基本的にはスルーする人間です。
でも添付ファイルを見ると・・・
俺やん!!
アイスランド語なので、内容はよくわからないですが。
でも、詐欺ではなさそうです。
警察っぽいマークもついているので、きっと警察なんでしょう。
払わずに無視する選択肢も考えましたが、リスクあるので、まぁ数万なら払っておくか、という感じで、払うことにしました。
内容を解読してみる
帰国したのが、6/18。
メールがきたのが、6/20。
英語で書いてあるので、さあ解読してみましょう。
違反の日時、場所、違反内容とか基本的なことが書いてありました。
金額ですが、1か月後の7/20までに支払えば、15,650クローナでOK。
でも、過ぎると20,650クローナになるとのこと。
日本円で、15,650クローネは、17,000円くらいかな?そこそこするね。
違反内容は、実際は、時速101km出ていて、時速97kmから違反だけど、あなたは時速4kmオーバーだよ、って書いてありました。
そんな出してないじゃん!!
時速100kmくらいで、横を猛スピードで追い抜いていって車、何台もいたけど、うまいこと速度検知箇所をすり抜けた感じですかね。
たしかに、みんな一斉にスピード落としていて、にこちゃんマークが出てくるとこありました。
通貨のレートは、これを参照しろ、とリンクが書いてありました。
ArionBankというのが、アイスランドの現地の銀行のようです。
https://www.arionbanki.is/
支払い方法は、これ。
Beneficiary ́s account: 0309-26-29 ID number: 6609141100
Beneficiary ́s owner: Syslumadurinn a Vesturlandi,
Borgarbraut 2, 340 Stykkisholmur, Iceland
Please pay to the following account: IBAN: IS35 0309 2600 0029 6609 1411 00
Account with bank: Arion Bank, Iceland SWIFT ESJAISRE
Arion banki hf, Adalgata 10, IS 340 Stykkisholmur, Iceland
Arion ́s correspondence bank for JPY is: JP Morgan Chase, Tokyo, Japan SWIFT:
CHASJPJTCurrency Converter: http://www.arionbanki.is/English
PAYMENT NOTES: 313-2024-009382
うーん、よくわからん。
Correspondence Bankは、先日貿易実務検定で出てきたやつだ・・・!まさかこんなところで役に立つとは・・・!コルレス銀行。中継の銀行といった意味です。
要するに、最終的に、アイスランドArion Bankのとこに振り込みができればよく、日本円からだと、JPモルガンチェースが中継してくれるよ、っていう意味だと思います。きっと。
どうやって払うか
まず、クレジットカード決済は対応していないと記載あり。
だけど、クレジットカード番号とかセキュリティコードとか、教えてくれれば、こっちで対応もできるよ、って書いてもありました。
さすがに、そこはセキュリティがガバガバすぎるので、やめました。
クレジットカード決済、対応してくれよ、、、
仕方ないので、海外送金の方法をいろいろググってみました。
オンラインだと、Wise、Paypalあたりよいかな、と思いましたが、
ホームページを見る限り、アイスランドクローナが対応していなさそう。。
しかも、マネーロンダリング対策とかの関係上、本人確認とか厳しそう。
ということで、日本が誇る、天下の三菱UFJ銀行から、送金することにしました。
ちなみに、三菱UFJのオンラインのダイレクトサービスでも、事前の申し込みが必要なので、面倒。
もう今後海外送金なんてしないんだから、とにかく時間をかけずに対応したいんだよ・・・!!
ということで、もうわからん!となって、三菱UFJ銀行の、外貨送金の窓口に電話しました。
近くに窓口がある支店にかけたつもりが、ナビダイヤルで外貨の窓口につないでもらえたみたいです。
そしたら、窓口がある支店で対応はできそう、となり、窓口に行くことにしました。
私の最寄りの支店だと、外貨窓口はなく、テレビ電話をしながら対応、になると言われました。
なんだそれ。初めてやるぞ・・・!
支店で処理してみた
いざ出陣。
電話窓口の方から、振り込み理由とか金額とか、詳細が書いてあるのを、紙で印刷してもっていくように、言われました。あともちろんキャッシュカードも。
個室で、オペレータの方と通話する方式でした。
あれこれ事情を説明して、調べてもらったところ・・・
三菱UFJ銀行からは、Arion銀行に、日本円から換算して、直接送金可能!!
と言われました。つまり、JPモルガンを中継しなくてOKとのこと。
なので、日本円ベースで支払いをすることに。
ここで、いくらとするかは、自分で計算が必要と言われたので、電卓をたたいて、計算。
メールに書いてあったCurrencyConverterを使って、、、
日本円は0.85と出ました。
つまり1円が0.85アイスランドクローナ。
支払いする金額は、15,650クローナ。
つまり、15,650÷0.85=18,411.76・・・円
切り上げして、18,412円で、手数料はこちら負担とする、とすることで、15,650クローナが向こうの銀行に入るはず・・・!!
手数料はこっち負担のオプションの代金?もつける必要があり、他の手数料も合わせて、なんと合計13,000円くらいとられました。
罰金が17,000円くらいだから、手数料割合高すぎない・・・?
と思いつつ、払いました。
あと、レートは現時点のなので、現地銀行が処理するタイミングによっては、ちょっとだけ15,650クローナからずれが生じるケースもある、と注意点説明されました。もうそれは仕方ないよね。先方からレートこれ使って、と言われているので、問題なし、としました。
でも、いい勉強になりました。ポジティブ。
調べる時間を節約できた、という点では、よかったと思います。
コメント