目次
不動産を勉強するよ
今日の本はこちら。じゃじゃーん。
全体を通しての感想としては、具体例交えつつ、わかりやすくまとまっていていい本だったなぁという印象です。
中古マンション購入検討を始める方は、とてもおすすめです。
高い買い物ゆえに、知識があるのとないのでは、数客万差が出る領域ですし・・・
と思うと、本を1000円ちょっとで読むのが本当にコスパ良いですね。
詳しく知りたい方は本を買ってもらうとして、印象深かったポイントに絞って、感想を書いていこうと思います。
マンションか戸建てか問題
これ、人生のなかで一度は迷うと思います。
この本では、7つのポイントが紹介されていました。
- 利便性→マンションのほうが駅チカ多い
- 子育て→音とか間取り的には戸建てよい、コミュニティ的にはマンションよい。
- 防犯→マンションよい
- ペット→戸建てよい
- 家事→平面のマンションのほうがやりやすい
- 耐震性→どちらも変わらず。1981年の耐震基準より後かどうかが重要。
- 駐車場→料金的に戸建てがよい。でも車庫小さくないか、停めづらくなきか、注意。
という感じ。
私に関していうと、ペットとか駐車場とかはどうでもよいので、やはりマンションがよい!!となりました。みなさんはいかがでしょうか。
不動産会社の裏事情
不動産って、知識がないと、不動産会社の営業にいいように使われてしまうイメージがどうしてもありますが、不動産会社の目線で見れば、だまされることはなくなり、いい交渉ができるようになるかと思います。
そういったポイントがいくつか紹介されていたので、メモメモ。
SUUMOとかで新築マンション特集を見るべし!
⇒新築が立つところは、中古も負けじと値下がり傾向なので、掘り出し物見つかる可能性高い。へぇ~。
不動産営業は早く購入してもらいたい!
⇒不動産会社の営業の方とやりとりしていると、「人気物件なので、早くしないと売れてしまいますよ!」など、購入を急がせるトークをしてきがちですが、これは不動産会社の立場からすると当然のことです。
不動産会社は、物件をもっている売り主さんと買いたい人を仲介する手数料をもらいますが、その額なんと、、、
購入金額の3.24%+64,000円!!
つまり、4000万のマンションを買ったら・・・135万!!
そりゃ早く購入してほしいわけです。
住宅ローンで、営業マンは変動金利を勧めてきがち!
これは単純に、変動金利だとトータルお安く見えるからです。しかし、変動金利なので、将来どうなるかわからないリスクもあるので、危ない、という話です。
その他専門的な知識
騒音についてチェックポイント
いろいろと知らないことありました。マンションおもしろいなぁ。
- 床の厚さが200mmはほしい(遮音単位のL45以下が理想)
- 壁も200mm(遮音単位はD50以上が理想)
- GL工法という窓の作りだと音通りやすいので注意。
- 騒音源の近くはなるべく避ける
ビンテージマンションを狙いたい
この本では、こんな感じで定義されていました。
オーナーが誇りをもてて、価値が下がらないマンションです。
お宝物件を探す
水回りや間取りなど、リフォームで何とかなる系は、評価が高くなく、お得に購入できる可能性あり。
最後に
そのほか、ホームインスペクションとか、かかる費用とか、ここには当然書ききれない情報でした。
とてもおすすめです。気になった方はぜひ。電子書籍化されていないのがネック・・・。
【関連記事】
別な本も読みました。が、こちらの本のほうがよかったです。
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