目次
今日の本
これです。
みなさん、会議うまくできていますでしょうか?
最近勤務先で会議の改善活動をやっており、会議についてあれこれ調べています。
そんな中で、図書館で見つけたので、借りてみました。
最初にこんなことを書くのはあれですが、あまりおもしろくなかったです笑。
ただ、基礎を身に着けるにはよい本かと思います。私は他にも会議の本を何冊か読んだうえでこの本を読んだので、つまらなく感じてしまったのかも知れません。
全体を通して
テクニックがいろいろと詰まっている本でした。
言われると当たり前ですが、案外できていないことも多いので、そういった振り返りをするにはよい機会なのではないでしょうか。
例えば、会議の開始・終了時間を守る、とか。うーん、私もできていないことが多いです。
テクニックあれこれ
相手に合わせた応対力
一番印象に残ったのは、これでした。
私の周りにも、いろんなタイプの人間がいて、どう対応するか困ることもあるので、これは実践的で、ためになりました。
①自己中心型
いますよね。こういう人。やたら意見を言ってくるのに全く論理的でないと、かなり面倒です。意見を否定すると怒るのでたちが悪いです。
そういった人にはどうすればよいかというと、
- 他の人に話振る(~さんはどう思いますか?)
- 会議開始時に、発言時間制限しておく
- 無表情
- 拍手して強制的に終わらせる
です。
こういう人ってアイディアはもってるのでそれを活かすことが大切だという話もありました。長くならないようにうまく仕切って、アイディアはちゃんと収集するのが理想です。
だいたい予想していた通りでしたので、私のいままでの対応は適切だったのだなぁと思いました。自己主張が激しい人といつもぶつかる人は、実践してみてはいかがでしょうか。
②ケチツケ型
これは思い当たる人がいるのではないでしょうか。
誰かの意見に対して、「それは実現可能性が低いのでは・・・?」、「うーんしっくりこないなぁ」とか、文句ばかり言う人です。
ポイントとしては、本人は問題点を指摘しているという自覚しかない、ということです。悪気があって言っているのではないわけです(嫌みを言っている場合は別ですが)。
対策としては、まずケチを受け入れます。「確かにそういった側面もありますね。」
そのうえで、具体案を聞いてみます。「では具体的にどうしたらよいと思いますか?」
すると、ケチツケタイプの人は具体的に意見をもっていないことが多いので、困って、自分がただのケチツケだったことに気づき、次からは代替案も提示しながら意見を言ってくれることでしょう。
まぁ、すぐにはそんなにうまくいかないので、根気強くやっていくしかないですよね。人間はすぐには変われませんので。人間だもの。
③お任せ型
意見を言わないタイプの人です。一見害はないですが、こういう人ばかりになると、組織は崩壊します。
対策としては、「あなたの意見が聞きたいのです」というのを押し出して質問することです。そもそも、お任せ人間がなぜ意見を言わないかというと、不安があるからです。そういった不安を取り除くために、その人の得意分野で話を振るなどの工夫が有効です。
なぜ開始・終了時間の厳守が必要か?
何をいまさらとみなさん思うかもしれませんが、時間厳守は大事です。
ポイントは、なぜ時間厳守が必要なのか?という点です。
それはずばり、時間にルーズな会議は、議論もルーズになるからです。
さらに遅れは周りの人にも伝染しますので、会議にとどまらず、組織全体がゆるーい雰囲気になってしまうという悪影響があります。
これまで私も「時間を守ることは大事だ」とは漠然と思ってはいましたが、こう言われると説得力ありますね。時間厳守からまず初めていきます。周りの人に時間厳守の説得をするときにも使えそうです。
最後に
他にもいろいろ書いてありました
- アジェンダには目を通す
- 司会者がすべて準備してしまうと依存型会議になってしまう
- 話が脱線しないためには、会議内で細かく区切る
などなど。
詳しくはどうぞ読んでみてください。
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