【撮影旅行】楽器から文化を学べる! – 浜松市楽器博物館

中部

無知の知

楽器の街、浜松市にある、楽器博物館に行ってきました。

浜松市楽器博物館
浜松市楽器博物館は、平成7年(1995年)4月に浜松市が開設した、日本で唯一の公立楽器博物館です。世界の楽器1,300点を展示して、人と楽器、人と音楽の絆を紹介しています。

いやぁ。満足でした。

夕方閉館30分くらい前に行ったのですが、全然見終わりませんでした汗。。

私は小さい頃からピアノをやっていたのですが、自分の楽器の知識の偏りに気づかされました。楽器を触ったことがある人もない人も、おすすめのスポットです。

 

エントランス、芸術的なきれいさです。

中もクール。

 

アジアの楽器と宗教

入口から入って、圧巻。感動的です。

 

近寄ると、こんな感じ。

これは、ナーガという、ヒンドゥー教のヘビの神様をモデルにしているらしいです。他にもナーガをフィーチャリングした楽器がいくつかありました。

 

他にもこういうのとかも。うーむ、すごい。ミャンマーの想像上の生き物、「ピンサッ・ユーパ」というらしいです。5つの動物がミックスされているようで。世の中、知らないことだらけです。

 

もう・・・圧が強すぎる。デスノートに出てくる死神と似ている気がします。

 

楽器というと、きれいな音を出すための道具、というイメージでしたが、元来、宗教とか文化に根付いるのだなぁ、と感じました。

 

その他にも、韓国では虎が昔からたくさんいたので、虎モチーフのものがあったり。

 

これは足がトラになってて、かわいいです。

 

これはアジアではなくオセアニアだった気がしますが、怖いです。

 

日本楽器

楽器を演奏する姿勢は3種類あって、立つのと、イスに座るのと、地面に座るの、らしいです。

このうち、日本や東洋系は、イスや地面に座るスタイルが多いらしく、西洋では地面に座るのは少ないらしいです。これまで考えたことなかったですが、言われていればそうだなぁと。やはり、楽器は文化ですね。

 

日本の箏と笙は、それぞれ龍と鳳凰をモデルにしているとのこと。

 

へぇ~。西洋の楽器しかやってなかったので、意外と日本の楽器、知らないのです。

 

落ち着くコーナー

鍵盤。いやぁ。落ち着きます。いつも見ているやつ。

 

解説も充実していて、日本でシンセサイザーが発達したのは、西洋が主にパイプオルガンの真似をする方向性だったのに対して、日本では自由に音を作ってみよう、みたいな発想があり、技術面とかいろんな要素も絡まり、発達したみたいです。たしかに日本メーカーすごいですよね。

 

地下には、ピアノの歴史みたいなコーナーもありました。こちらも圧巻。

 

スクエアピアノ、かっこいいです。

 

このへんも、おなじみの西洋の楽器。アジアのところ同様、楽器には触れないですが、サンプルの音が聞けるようになっていました。

 

このへんは、あまり見たことはないが、割と想像の範疇のものたち。

世界でいろんな楽器があるけれど、形態としては、叩くもの、吹くもの、弦を弾くもの、といったパターンは共通しているなぁと思いました。ピアノはちょっと異質な感じがしますが。

 

みんなわくわく、体験コーナー

体験コーナーもありました。

電子チェンバロで、浜松市歌を弾いてみました。

 

世界各地の楽器を触って楽しめるコーナー。

 

こういうよくわからんやつも。

 

楽器の動物園!?

楽器のモデルとなっている動物を、動物ごとに紹介していく特別展示、やっていました。

↓こちらはサルをモデルとした楽器たち。文化を感じます。

 

とってもいい切り口の企画で、もっと見たかったですが、時間切れ。

もっと知りたいので、売店で図録買って帰りました。

 

最後に

自分の楽器に対する視野が狭かったなぁと痛感する展示でした。

楽器を弾く人はもちろん、楽器を弾かない人も、人間の文化の多様性を感じられて楽しいので、おすすめの施設です。

 

今回の撮影機材

ライトな旅行は、手軽にズームで!

ソニー / フルサイズ / ミラーレス一眼カメラ / α7C / ズームレンズキット(同梱レンズ:SEL2860) / シルバー / ILCE-7CL S(amazon)

28-70mm F2.8 DG DN SEマウント用(amazon)

 

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